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「離婚を考えている」
「離婚をするか迷っている」
これは恥ずかしいことではありません。
むしろ、「新しい人生のスタートラインに立った」と考えてみましょう。

現代では離婚は決してめずらしいことではありません。
アメリカでは夫婦の2組に1組が離婚されています。
日本でも3組に1組が離婚するという時代なのです。家族や知人のなかにも離婚を経験している人はいるのではないでしょうか？
にもかかわらず、離婚のことを知らずに感情だけで離婚をしてしまい損をしている人が多いのが現状です。なので、離婚を考えたら「正しい知識」「損をしない方法」だけは最低限知る必要があるのです。

離婚とは、誰でも、どんな状況においても人生でもっともつらい出来事。だからこそ、冷静に対応し準備をすることが大切ですね。具体的には、ます、離婚の原因を自分なりにきちんと整理しておくことです。例えば、夫の浮気やDV、借金のような場合は、証拠を集めておく、性格の不一致などの場合は、その詳細をメモしておくことも大切です。
不倫であれば、肉体関係が証明できるような相手とのメールのやり取りやホテルの領収書などを写真に撮っておく。DVなら全治3日程度の切り傷でも写真に撮り、病院に行って診断書をもらうなどしておくことも大切。
証拠を集めることは、気のめいる行為です。自分で証拠を集める事は限界があります。調査会社に依頼するのが良いでしょう！離婚を切り出される相手のつらさを考え、できるかぎりの思いやりをもって伝えることを心がけて下さい。たとえ、相手に非があった場合でも同じ。それが結果的には、円満かつ早期に離婚問題を解決する秘訣になるのです。
初期の段階で相手を感情的に傷つけ、逆上させてしまえば、話はこじれがち。とくに相手が離婚する気がなかった場合は、拒否反応を示し、調停から裁判に発展することもある。そうなると結果的に時間もお金もかかってしまい誰にとっても損失が残るのみ。感情的な問題だからこそ、冷静な対応を。

今、離婚で大きな問題となっているのが、2007年の熟年離婚です。
この問題は、年金分割制度のことです。この制度を知らずに離婚をするのと、知ってて離婚をするのでは、離婚後の人生が大きく変わるでしょう。
今まで、妻が専業主婦だった場合、離婚後、国民年金しかもらえなかったのが、2007年4月以降に離婚すると、夫がもらう厚生年金も分割して、妻も厚生年金がもらえるという制度です。しかも、その分割される割合も最高で2分の1までもらえる可能性があります。